新型クラウンクロスオーバーの実車を見てきました!グレードはCROSSOVER RS ”Advanced”で価格はなんと640万円です。
RSグレードはGグレードの上にあり、RS ”Advanced”はその中でも頂点にあるモデルとなります。
カラーは「ブラック×プレシャスメタル」のツートンカラーで、レクサスのような洗練されたデザインと雰囲気を醸し出していました。このグレーっぽいメタル感は落ち着いた高級感があって良いですね!
前回のCROSSOVER G ”Advanced・Leather Package”との外観上の違いはホイールぐらいかと思いますがじっくりと見ていきましょう。
目次
フロントグリル周り・車幅1840mm
迫力のグリル!下のギザギザグリルは穴が空いていなく彫刻になっています。
RSグレードも4眼のLEDライトです。そして一直線のLEDライトが目を惹きます。
通常は3眼が点灯して、ハイビームの時に内側の4眼目が点灯するようです。
ツートンカラーのボンネット
RSグレードでもツートンカラーの場合はボンネットがブラックになります。
ちなみにRSだけの特別カラーは明るめのゴールドのブラック〈227〉×プレシャスレイ〈5C4〉の設定があります。
エンジンルームとエンジンスペック
エンジンの解説は上の動画で!
上の写真は下位グレードの2.5リッターエンジンですが、上位グレードのRSモデルは、直列4気筒2.4リッターターボエンジン「T24A-FTS」となります。また、後輪にはモーター「eAxle(イーアクスル)」を装備したハイパワーモデルとなります。
ハイオクガソリン指定で、WLTCモード燃費は15.7km/Lで燃費はハイブリッド車にしては悪めです。
この燃費だと普通の人はRSモデルは選ばないでしょう。
- 最高出力 200kW(272PS)6000回転
- 最大トルク 460Nm(46.9kgfm)/2000-3000回転
スペック的には大幅な向上(トルクは倍以上)を果たしていますが、果たして必要なのかはわかりません。
サイドビュー・全長4930mm・全高1540mm・ホイールベース2850mm
後部座席後ろがぐっと盛り上がっていて、セダンとは異なるクロスオーバー感を出しています。
ホイール
RSモデル外観上一番の違いであるホイールを見ていきましょう。
21インチ アルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)&センターオーナメント
G“Advanced・Leather Package”よりも直線的でピアノブラックとシルバーのツートンになっています。
クラウンのロゴが中央にあるのはかっこいいですね。
リヤビュー
リヤビューもG“Advanced・Leather Package”と同じですね。特に「RS」のようなロゴも見当たりません。
トランク
電動テールゲートになっているようです。
アームが太いですね。
内容量は450リットルと大容量でした。
特にGとは変わらずです。
トランクスルーもあって長い荷物も積み込むことができます。
残念ながら後部座席は倒せないようです。
RS ”Advanced”とG“Advanced・Leather Package”ならGかな笑
展示車はRS ”Advanced”とG“Advanced・Leather Package”という2大グレードの頂点が展示してありました。
どちらが良いかと言われたら、G“Advanced・Leather Package”ではないでしょうか。
まずは燃費です。RSはハイブリッドモデルなのに15.7km/Lというひどい数字を叩きだします。ターボ付きのハイブリッド車という革新的なモデルではありますが、必要かどうかで言うと必要ないということはできます。
一方のGグレードに搭載されているハイブリッドエンジンは22.4km/Lと普通車としてはまずまずといったところです。
トヨタを選ぶ人はそういう利便性のようなところも重要視していると思いますので、RSを選択される方は少ないかと思います。燃費が悪くてよくて600万円払える人ならベンツとか行くはずですね。
そもそもハッチバックタイプではないので、クロスオーバーというポジションがどうなのかはわかりませんが、クラウンとしてはとても面白いかっこいいデザインの車を作ったなぁと思いました。
ホンダの新型ヴェゼルに引き続き、久しぶりに国産車で欲しい!と思わせるデザインでした。
皆さんの参考になれば幸いです。