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【試乗レビュー編】トヨタ ヤリスクロスHYBRID X ペーパードライバーによる試乗記③【メリット・デメリット(欠点)】

ペーパードライバーによる試乗記第10弾!トヨタ ヤリスクロスHYBRIDに試乗しました。グレードはハイブリッドモデル最下位の「X」です。今回は実際に乗って感じたレビュー編です。

外装のデザインはSUVしていて満足感のいくモデルだと感じましたが、内装はかなり質素。運転するとなかなか小回りも効いて良い感じです。でもハイブリッドカーならではの挙動もあり最初は運転に慣れが必要だと感じました。また、意外と燃費が悪いのは印象的です。

今回はハイブリッドのヤリスクロス Xグレードのメリット・デメリットをお伝えします。

メリット① コンパクトで運転しやすい車体

SUVというジャンルながら、全長も全幅も特に大きくなくさらに運転席も普通車よりも高い位置にあるのでとても運転しやすいと感じました。

これなら車に不慣れな方も、駐車が楽にこなせるでしょう。

メリット② ハイブリッドならではの低燃費

燃費が22.1km/Lと出ていました。WLTCモードだと30.8km/Lになるそうです。

高速メインだと30km/Lぐらいいきそうですね。

ガソリン車だとリッター15km/Lになりそうですので、さすがハイブリッドという感じですね。

メリット③ かっこいいデザイン

やはりデザインで決める方は多いでしょう。

生き物のような顔と、安っぽくないデザインは所有感を満たすと思います。

メリット④ ドライブモードで乗り味を変えられる

ドライブモードを切り替えて運転して見ました。

ドライブモードは「ノーマル」「パワー」「エコ」の3つ選択できます。

面白かったのは「パワー」モードです。

「ノーマル」は電気とガソリンエンジンが半々という感じですが、「パワー」はアクセルを踏み込むと早期にガソリンエンジンが介入してくる感じがありました。エンジンの回転数がゴーッと上がって「スポーツカーに乗ってる!」感じがしてとても良かったです。

確かにガソリンの消費量は多くなりそうな音をしていましたが、同じ車でも乗り味が変わって面白かったです。

「エコ」モードは電気モーターメインな感じがして静かな乗り味がしました。

デメリット① Xグレードはハイブリッドでも味気ない車内デザイン

Xグレードについての感想ですが、ハイブリッド車というジャンルにおいて内装が質素すぎないかというのが感想です。

もちろんグレードが上がればカラフルな内装になるのですが、ちょっと最低限のギラつきみたいなものが欲しかったです。

外装と内装のギャップは大きいと思いました。

デメリット② 肘置きが無い

個人的感想ですが、肘置きは欲しかったところです。

私は運転するときは片手運転はしませんが、体重は内側にかけて肘を置きながら運転するのが癖だったのでないのはちょっと残念でした。

肘置きは収納も兼ねているので収納力も減ります。

デメリット③ アクセルオフ時の回生ブレーキが強めで若干運転に慣れが必要

運転時の違和感についてお伝えします。

ハイブリッドなので発進は電気モーターの力となります。

電気モーターは最初からトルクの100%が出るのでかなり押し出しが強いです。

さらにアクセルを話すと回生ブレーキが効くので、その抵抗力で急に減速します。

なので駐車場などでのノロノロ運転時にガックンガックンする可能性があります。

もちろん慣れれば大丈夫だと思いますが、初乗りは少しびっくりするかもしれません。

デメリット④ 運転席のドアハンドルが埋まっていて暗いと見つからない

暗めの駐車場で気づいたことなのですが、運転席内側のドアハンドルの位置がわかりませんでした。

窓のコントロールユニットの下に隠れているため、暗いとドアのハンドルがどこにあるかわかりにくく、手探りで探すことになります。

慣れてないとちょっと焦りますので気をつけてください。

デメリット⑤ 意外と燃費は伸びない

カタログ値の燃費はリッター30kmはいくと書いてありますが、実際は22km/Lが現実のようです。

これは思ったよりは、と考えるとメリットでもデメリットでもあります。

ハイブリッド車に過度な期待は持たないようにしましょう。

目立った欠点もなく優秀

今回初めてハイブリッド車に乗ってみましたので運転の具合に最初戸惑いましたが、総じて乗りやすいコンパクトカーという印象です。

エンジンは1490ccということで、特に他より巨大なパワーがあるわけではありませんのでちょうど良いパワー感だなと感じました。

内装の感じが気になる方はプラス2,30万円出して上位グレードを購入することをお勧めします。

  • HYBRID G(FF)が2,394,000円
  • HYBRID Z(FF)が2,584,000円

となります。

上位グレードには内装に高級感が出るのはもちろん、電動テールゲートやHVならではの電源コンセントも装備されるということです。

そうすればあまり不満のない、乗って楽しい車となりそうです。

皆さんの参考になれば幸いです。

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